短期投資は悪なのか

企業型確定拠出年金やiDeco、積立NISAの影響もあって、長期投資が主流な気がする。
いろいろな書籍(特に初心者用)にも長期投資は善で短期投資は悪であるというニュアンスの文面があったり。
被害妄想なだけかもしれないけど。

長期投資も短期投資もやる身として自分の考えをまとめる。
まず何が善で何が悪かというと、利益になることは善で損失になることは悪というのが一般的な基準でいいのかな。

長期投資の善悪

投資対象は国の経済だったり企業そのものとなるハズ(少なくとも僕は)。
より豊かな社会になることや、企業が社会に貢献するかどうか、とか。
そういった将来に資金を費やすことに対して、悪いことだという人は…まぁ人それぞれか。

これに対してこんな記事がある。
長期投資がバブルをもたらす
要するに、長期の収益を織り込んだ状態で目先の現実を見せつけられたとき、バブルは崩壊する。
循環する景気の波の上で、世間一般の長期投資家がどれほどの含み損に耐えられるのか、
損失を抱えた状態で「これは善だ!」と言い切れるのか疑問。

善悪の基準って何でしたっけ?

短期投資の善悪

売買動向は需給のバランス、何を織り込んでいて何を織り込んでいないのかを重視するハズ(少なくとも略)。
需要があるから提供するのであって何も間違ってなどいない。
寧ろ喜ばれることではないだろうか。
その結果、より妥当な価格帯に収斂するという貢献もある。

相手がいないと売買なんてできない。
僕が株を売買するとき、短期投資家が相手となってくれることも多いのではないかと思う。

短期売買の欠点として、かなり神経を使うことが挙げられる。
故に、過酷な環境であるからこそ短期投資家全体のリターンも大きい。

善悪の基準

「世のため人のためになることは利益になる」のなら利益は善である。
上に挙げた双方、利益になるまでの過程を見た場合も、行為そのものは善だと僕は考える。
その行為は誰かのためになっている。

逆に、結果的に誰のためにもならないことは利益にならない。
ただの自己満足。
それが悪なのかと問われたら、悪ではないのかもしれない。

そもそも善悪の基準は時代によって変わるし、数年前まで「投資は悪」だった。
当時はバブル崩壊やリーマンショックの影響で損失を抱えている人も多かったから悪。
今は世界的な景気拡大期で株価上昇により利益が出たから善。
ならば、所詮、善悪の基準などその程度。

余談

行為に対して報酬を得る場合もあればその逆もある。
差し出した代金の対価を受け取らないこと、これこそが勿体ない。

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